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【医師監修】インプラント治療とは?治療の流れ/メリット/ブリッジ・入れ歯との違いを解説!

【医師監修】インプラント治療とは?治療の流れ/メリット/ブリッジ・入れ歯との違いを解説!

【医師監修】インプラント治療とは?治療の流れ/メリット/ブリッジ・入れ歯との違いを解説! 640 427 銀座エルディアクリニック

歯が欠けてしまったり、歯周病などで歯を失ってしまった場合の治療として、入れ歯、ブリッジを使った治療とインプラント治療を比較・検討されている方は多いかと思います。本記事では、インプラント治療の概要、治療の流れや料金、治療のメリットやデメリットや他の治療との違いなどについて解説していきます。

インプラントとは

インプラントとは、体の中に埋め込む人工の医療機器の総称で、心臓のペースメーカーや人工関節などもインプラントの一種です。歯科で利用されている、歯を失った部位の顎の骨に、人工歯根を埋め込むものもインプラントの一つであり、「歯科インプラント」や「口腔インプラント」などと呼ばれています。本記事では「歯科インプラント」をインプラントと称して紹介していきます。

インプラント治療とは

インプラント治療とは、歯を失ってしまった部位の顎の骨にインプラントを埋め込み、埋め込まれたインプラントに義歯を取り付け、噛み合わせと見た目を回復させる治療のことです。

インプラントの構造

構造としては、歯を失った部位の顎の骨に埋め込む人工歯根(インプラント体)人工歯根の上に取り付け、人工の歯と連結させるための土台(アバットメント)、そして土台の上に取り付ける人工歯の3つのパーツから構成されています。

インプラントは何でできているのか?

顎の骨に埋め込む人工歯根の素材として現在使用されている95%は、身体との親和性が高く、耐久性が優れているという理由からチタン、あるいはチタン合金という金属が採用されています。最近では、『メタルフリーインプラント』の素材として、ジルコニアを使ったインプラントの治療も注目されています。チタンはアレルギーを起こしにくい素材ですが、人によってはアレルギーを引き起こさないという保証はない一方で、金属を一切使用しないジルコニアインプラントでは、金属アレルギーの心配がなくなり身体に優しいといったメリットがあります。

インプラント治療と入れ歯・ブリッジの違い

歯を失ったときの治療として、多くの方が疑問に思われるのが、インプラントと入れ歯、ブリッジでは何が違うのかだと思います。ここではインプラントと入れ歯、ブリッジとの違いについて説明します。

入れ歯治療とは

入れ歯治療は、歯を失った場所に、人工歯が並べられたプラスチックでできた取り外し式の義歯を装着する方法です。入れ歯には、部分入れ歯と総入れ歯の2タイプがあり、どちらも噛む力が自分の歯で噛む場合より弱くなってしまうデメリットがあります。また、部分入れ歯は、歯がない部分に隣接する歯にフックをかけて固定する方法ですので、健康な歯に負担がかかってしまうといった懸念点もあります。さらに、入れ歯の素材には吸水性があるため、細菌を口の内部に留めてしまい、誤嚥性肺炎の原因となることも知られています。

ブリッジとは

失った歯の両隣りの健康な歯を削り、削った歯を土台として、その上に歯の形の被せ物をはめて固定する治療です。取り外す手間がなく安定性も高いため、自分の歯とほとんど同じような噛み心地を得られるメリットがあります。デメリットとしては、隣接する健康な歯を削って土台にする必要があるので、まわりの歯への負担が大きい点があります。

インプラントと入れ歯・ブリッジの比較

66万円:治療前の検査料,手術の際の技術料など全ての費用含む。(静脈内鎮静は除く)

ジルコニア製インプラント、チタン製インプラント共に上記の値段となります。

ジルコニアインプラントについてはこちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。

ジルコニアインプラントとは?チタンインプラントと比較してそのメリットを紹介!

インプラントとその他の治療法の大きな違い

インプラント、入れ歯、ブリッジの3種類では、天然歯と比べた噛む力の回復力に大きな差が見られます。入れ歯<ブリッジ<インプラントの順番で、噛む力が強くなり、インプラントは天然歯と比べてほとんど遜色ない咀嚼力を得ることができると言われています。隣の歯を使い、真ん中にある歯を支える入れ歯とブリッジと比べて、あごの骨に人工の歯根を埋め込み、上部構造を固定するインプラントが天然歯と同じ強さを出せることは、納得していただけるかと思います。

インプラントの種類

現在日本では、約30種類ものインプラントが使われており、構造・材料・表面処理・形状などで分類することができます。ここでは、インプラントの構造が異なる2タイプのインプラントを紹介します

ワンピースタイプ

顎の骨に埋め込むインプラント体と、インプラント体の上に取り付け、人工の歯と連結させるための土台であるアバットメントが一体化したものをワンピースタイプといいます。アバットメントを連結させるために歯ぐきを切開する必要がなく、手術も1回で済む場合が多いです。ですが、顎の骨が薄くなってしまっている方にはワンピースタイプでの治療をおすすめできません。また、土台となる骨の量が十分ではなく、骨質が柔らかい方、もしくは基礎疾患があり細菌感染に特別な注意が必要な方も、ワンピースタイプの適用外の症例となります。

ツーピースタイプ

インプラント体とアバットメントをネジで連結させるタイプです。口の中の状態と治療の経過具合に合わせて、数種類のアバットメントから最適なものを選び連結できるので、さまざまな歯の形態に対応できます。こちらのタイプは、1回目でインプラント体を埋め込み、2回目でアバットメントをはめ込む、2回の手術が基本になります。ただ、インプラント埋入の状況によっては当日にアバットメントのはめ込みを行い、1回の手術で完了することもあります。(ワンピースタイプの1回の手術の適応となる症例であるが、アバットメントで角度調整をする必要がある場合など。)

インプラントのメリット・デメリット

ここでは、インプラント治療のメリットとデメリットについて説明していきます

インプラント治療のメリット

・健康な歯への負担が少ない
入れ歯やブリッジを使った治療とは異なり、健康な歯や、周りの組織を傷つけず、負担をかけることなくできる治療です。

・自分の歯(天然歯)に近い機能や見た目
自分の歯(天然歯)と同じような噛み心地を感じることができ、また、見た目も自分の歯とほとんど同じなため、インプラントだと気づかれることもなく、目立ちません。

・咀嚼運動の促進により、認知症予防にもつながる
自分の歯と同じような噛む力を再現できるため、スムーズな咀嚼運動が促進されます。咀嚼をする際に、口腔内で歯から顎の骨に刺激が伝達され、それにより脳が活性化され、認知症予防などの全身疾患の予防につながる効果があります。

インプラント治療のデメリット

・治療期間が長い
顎の骨に埋め込んだインプラントと骨が結合するのを待つ必要があり、骨の量が少ない場合は、骨を増やす手術をする必要があるなど、最終的に治療が完了するまでの期間は半年〜1年と、入れ歯やブリッジ治療に比べて長くなります。

・保険適用外の治療となるため、治療費は全額自己負担となる
インプラント治療は公的医療保険が適用されないため、治療費は全額自己負担の自費診療となってしまいます。病院により治療費にバラつきはありますが、全国的なインプラント1本あたり33〜55万円となっています。

・インプラント周囲炎になる可能性がある
インプラント治療を行ったのち、歯磨きなどの定期的なメンテナンスが不十分になると、細菌が歯肉とインプラントの境目に侵入し、歯周病と同じような症状を引き起こすことがあります。この症状をインプラント周囲炎と呼び、通常の歯周病よりも進行が早く完治が難しい場合が多いです。そういった場合は、専門知識を持った歯科医師による「インプラントレスキュー」の治療が必要になります。

・追加の手術が必要な場合や、インプラントの治療が出来ないことがある
顎の骨の量や質(硬い、軟らかい)によって、そのままの状態ではインプラントが骨に埋め込めないため、追加で骨の再生治療手術が必要な場合があります。また、重度の全身疾患がある場合は、医師との連携が必要になり、妊娠中の場合はインプラント治療は避けるべきです。

 

インプラント治療についてはこちらの記事で詳しく解説しているのでご覧ください。

インプラント治療とは?治療の流れ/メリット/ブリッジ・入れ歯との違いを解説!

インプラント治療の流れ

ここでは、実際にインプラント治療をする際の治療の流れについて説明していきます。

① 治療前の検討

どの位置に何本のインプラントが必要かどうかだけでなく、口腔内全体の状況を事前のレントゲン写真や歯周病検査の記録、歯型の模型をもとに検討していきます。また、医師によっては、血液検査などの全身の状態を精査し、インプラント手術に適した身体の状態かどうかを調べます。

② レントゲン、CT撮影をして骨の状態を確認

レントゲン・CT撮影を使い、顎の骨の量や質が、インプラントを埋め込むのに適しているか、どのインプラントをどのような手術で行うべきかをシミュレーションしていきます。

③ 検査結果を元にカウンセリング

上記①、②で得た情報をもとに、患者様のご要望を聴きながら、インプラント治療の治療計画を作成し、最適なプランをご提案していきます

④ サージカルガイドの作成

穴の空いたマウスピースのような装置であるサージカルガイドを作成し、CTシミュレーション上でインプラントの位置や角度を、実際の患者様の口の中の様子で正確に再現することができます

⑤ インプラント手術

実際に顎の骨にインプラントを入れる手術を行いますが、支えとなる顎の骨が不十分な場合は、他部位の骨や人工骨を移植するなどの手術を行う必要があります。また、インプラント手術には1回法と2回法があり、1回法はインプラントの頭のパーツが歯ぐきから見えている状態で手術を終えますが、2回法の場合は、歯ぐきの中にインプラントをしっかり埋め、治りを待ちます。

⑥ インプラントと骨の結合を確認

顎の骨に埋め込んだインプラントと周囲の骨が結合するのを待ちます。患者様の骨の状態にもよりますが、一般的には2〜6ヶ月くらいの期間がかかります。

⑦ 二次手術(2回法の場合のみ)

2回法の手術を選んだ場合は、インプラントと周囲の骨が結合したのち、歯ぐきを再度切開し、上部構造とインプラントの間にあるアバットメントと呼ばれる部品を取り付けます

⑧ 仮歯の作成

被せ物を装着する前に、プラスチックでできた仮歯を取り付け、噛み合わせや舌の違和感、頬を噛んでしまわないかなどを確認し、問題があれば調整します。

⑨ 被せ物の装着

型取りを行い人工歯を作成し、最終的な人工歯(被せ物)を取り付けます

⑩ メンテナンス

インプラントを長期的に機能させるためには、セルフケアに加えて、歯科医による定期的な検診を行う必要があります

インプラント治療の費用

では、実際にインプラント治療を行うとなると、費用はどのくらいかかるのかが気になるところだと思います。インプラント治療にかかる費用ついて詳しくは「インプラント 値段」記事で記載していますが、一見安い金額に見えても、手術料金は別で記載されている場合などもあるので、インプラント治療料金の内訳をしっかりと見ることも大切です。ここでは、一般的なインプラント治療の料金と当院での料金を紹介します

一般的な治療料金

(チタン)全国平均:1本あたり33〜55万円  銀座エリア平均:1本あたり55〜88万円

当院での治療料金(治療総額)

(チタン)1本あたり660,000円

(ジルコニア)1本あたり660,000円

※静脈内鎮静法は別料金となります。

インプラント治療まとめ

歯を失った場合の治療法としてのインプラント治療は、入れ歯やブリッジ治療と比較して、目立たないことや、他の健康な歯を傷つけないなどのメリットがあります。また、インプラントにもチタンとジルコニアの2タイプがあり、金属アレルギーなどの心配をなくしたい方にはジルコニアインプラントがおすすめです。治療料金が他の治療と比べて高額な上に、保険適用外の治療のため自費診療になるので、信頼のできる歯科医のもとで、しっかりとご検討されることが大切です。

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参考文献

「日本口腔インプラント学会」
https://www.shika-implant.org/qa.html

「インプラントネット」インプラントとは?はじめての方必見!治療から手術、費用まで基本をまとめ
https://www.implant.ac/summary/#link01

「波多野歯科」インプラントの手術方法と入れ歯とブリッジの違い
https://www.hatanoshika.com/implant/imp_implant.html

公開日 2021年5月31日
監修:銀座エルディアクリニック高橋医師